近年のAIの発展には目を見張るものがある。音声認識やディープラーニングによって、我々の仕事は手動から自動化され、その進化はとどまることを知らない。

これらのAIの発展により、働き方が効率化され、以前より問題視されていたワーク・ライフ・バランスの課題も改善していくことだろう。

BONXとリコーが共同、会話ビッグデータ活用による新たな価値創造へ

スノーボード中に仲間と会話をしたいという希望からクラウドファンディングを通して誕生したのが、遊びながらインターネット接続により会話を楽しめる新型コミュニケーションツール「BONX Grip」だ。

BONX Gripの特徴は以下になる。

  1. 革新的な発話検知が可能に

    人の声だけを高精度で検知するため、通話開始後はスマホ操作の必要がなく自動的に通信し、会話を可能にする。遠近の声の判別、さらに機械学習により周囲の騒音環境に合わせて音声の最適化を実現。
  2. 不安定な電波環境でも接続を維持

    電波状況が悪化する環境では音声で通知。接続が遮断された場合、自動的に再接続処理を行い、自動的に会話を復旧する。
  3. アクティビティ中の使用に最適なタフで安全な構造

    防水性(IPX5)と耐衝撃性を完備。独自のプロダクトデザインにより、会話中でも周囲の音が聴こえる設計で安全、かつ快適に使用可能。
  4. エクストリームな環境のためのノイズキャンセリング

    デュアルマイクによるデジタルノイズキャンセリングなど、多面的な風切音対策を施すことで、激しい向かい風の中でもクリアな会話を実現。
  5. データ通信やバッテリーを最小消費

    会話に利用している時のみ通信するため、通信量やバッテリー消費も節約。

その制作会社の株式会社BONXは、昨年12月からアウトドアスポーツマーケットの展開に加えて、新たなマーケットとしてビジネス用に改良したサービス「BONX for BUSINESS」もスタートさせている。

「BONX for BUSINESS」によって、インターネット接続により世界中どこにいても10人同時までならリアルタイムに会話ができるため、スムーズな連携を可能にしている。

今回株式会社BONXは、さらなるビジネスモデルの多様化を進めるべく、株式会社リコーと業務提携を結び、オフィスや現場の働き方改革に乗り出した。

具体的な活動としては、リコーの強みを活かし、BONXの利用拡大を行いつつ両者の製品を外部サービスと連携。そして会話データをテキスト化し、音声データの活用で職場の働き方改革を進める方針だ。

音声を自動的にテキスト化AIボイスアシスタント「Senstone」によって実現される働き方改革

Appleの「Siri」などのAIは、以前まで手動で行っていたことを音声で動作できるようにした。これを皮切りに、最近ではスマートスピーカーの登場によるAIを利用した音声認識は急速に進化している。

その中で、株式会社INTERAKは、GREEN FUNDING by T-SITEにてAIボイスアシスタント「Senstone」のプロジェクトを公開した。

Senstoneは以前までのAIを利用した音声認識とは異なる。以前までは、検索を行うことのみで、メモ書きなどは行えなかった。しかしSenstoneでは音声を自動でテキスト化し保存が可能。これにより、メモ書きもリマインダーも、ToDoリストも言葉を発するだけでできるようになる。

このSenstoneの登場により、重要なアイディアを瞬時にメモすることや突発的にスケジュールを変更する際にも役に立つ。仕事への大幅な効率UPへつながることだろう。

改善されるワーク・ライフ・バランス AIは本当に仕事を奪うのか

AIによる音声認識は目覚ましい発展を遂げている。スマホに話しかけるだけで、その言葉が自動的にテキスト化され編集、仕分けが可能になるというのは、ライターのようなタイピングを主に行う職種に限らず、あらゆる分野での応用が可能であろう。

このようなAIを活用した音声認識アプリは、今後ビジネスの世界で今まで膨大な時間を要した処理を一気に短縮することが可能になる。それは、同時に働き方の見直しにもつながるであろう。

AIの進化で仕事が奪われると考えがちではあるが、新技術を活用することにより仕事を効率化し、無理のない働き方を実現できる時代が近づきつつある。重要なことは、テクノロジーを存分に活用し、さらなるサービスを生み出すことであろう。

テクノロジーを活用し無理のない生活を送るか、以前までのやり方にこだわり仕事の効率化を遅らせるか。AIによる働き方改革は実現可能なところまできている。

img:PR TIMES