インターネットやテクノロジーの発展により、市場競争のグローバル化が進み、市場の不確実性が増している。このような状況の中、大企業も既存技術や事業を駆使して短期間で市場ニーズを満たす製品や技術を開発し、長期的に利益を上げ続けていくことが困難な時代に突入しはじめている。

また、スタートアップ企業は、スタートアップらしいスピーディな行動力や問題認知・解決力、社交力といった人間がやるべき仕事に注力できていない状況に置かれている。

そんな背景の中、AIの社会実装を推進するため、AIを活用したアイディアの実現に向けた起業、事業化を支援する組織「AI Startup Studio」を設立する運びとなった。

経験を数多く持つメンバーによる知識をパッケージ化

「AI Startup Studio」とは、AIに関わるビジネスアイディアを持つ起業家に対して資金や人材・ナレッジを提供し、事業の育成・改善を行なう組織である。

「AI Startup Studio」では、レッジがこれまでAIプロジェクトのコンサルティングで培ってきたナレッジや、AI特化型webメディア「Ledge.ai」・大型AIカンファレンス「THE AI」といったリソースをフルに活用し、スタートアップとしての立ち上げ、スピンオフやスケールに必要な支援を行なう。

また、VCや新規事業立ち上げといった経験を数多く持つメンバーが、これまでの経験から新規事業の立ち上げ〜グロースまでの各プロセスをパッケージ化。これにより、立ち上げやグロースに必要な様々なことを単純化・タスク化・自動化し、同時多発的に再現性の高い事業展開を可能にしたため、起業家や新規事業担当者が本来やるべきことに集中できる環境を整え、スタートアップの成功確率を向上することが可能である。

議事録自動作成サービスを発表

議事録自動作成・ミーティングアシスタントサービスの「specify」をリリース。

「specify」は高精度の音声認識による議事録の自動作成、及び会話で「何について話しているか」を自動でタグ付けし、会議で話された内容・ネクストアクションの把握を容易にするため、今までの属人的な作業を人が行なう作業から切り離すことができ、より「会議の内容を充実させる」ことに集中できる。

属人的な作業がなくなる時代へと突入

このように、AIのサービスが発展されるにつれ、今まで属人的に作業していた人が行うタスク作業が減って行くことは間違いないだろう。

煩雑な作業が減ることは、仕事を効率よく回していくために必要不可欠ではあるが、より人々の仕事がプロフェッショナルになっていかなければならないともいえるだろう。

img:PR TIMES