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「AI×秘密計算」で企業のデータ資産活用の研究をする「EAGLYS」

EAGLYSは、2019年1月28日、SBIインベストメントが運営するSBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合、及び、ユーザーローカルを引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表した。

EAGLYSは、2016年12月に設立されてから、データ分析・AI関連事業で収益化を行ってきたという。今後、データの安全な運用をより意識したデータ分析・AI関連事業、秘密計算技術の研究開発を強化していくとしている。

秘密計算技術とは

現在主流の暗号技術は、通信時にデータを暗号化するが、解析等の処理をする際、一度暗号の解除をする必要があるという。

このため、暗号解除時に処理を実行する事業者や社内外のデータ共有先に情報が漏洩したり、鮎喰のある盗聴者・攻撃者やウイルスソフトによって情報が狙われることがある。

そこでEAGLYSは、通信時のみならず解析処理中でも、データを暗号化し保護した状態で活用できるようになる「秘密計算技術」を開発しているとのことだ。

今回、EAGLYSは初の資金調達を実施した経緯として、近年多くの企業でAI・ビッグデータ解析にデータ活用が求められており、機密情報や個人データなど機微なデータの取り扱いが課題となっているなかで、セキュアにデータ資産を積極的に活用できる世界の実現を加速するためだとしている。

同社は今後、様々な業界・企業と連携をとり実用的な秘密計算技術への発展を目指すという。

img:PR TIMES

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